茅野市内のY様邸です。
今年は雪が多かったせいかY様邸も屋根の改修です。
ちなみにこの家は、ハウスメーカーSホームさんの建物です。
この家は屋根材の老朽化が激しく、塗装をするくらいなら
屋根の張替えをしようという話になりました。
でも建築後まだ14年しか経っていないのにもったいないなぁ〜
屋根材を剥いでみたところ、この屋根は隅木(すみぎ)の状態は問題ありませんでした。
雨水の浸入、ゴミの蓄積も全く問題ありませんでした。
問題は、屋根材の選択でした…。
棟換気は、穴が小さすぎてとても残念な状態でした。
棟換気とは、天井裏に溜まった湿気を含んだ空気を
建物の外部に排出すると共に外気を取り入れるための穴ですが、
この穴が小さいと空気の排出と取り入れがうまくいきません。
この写真で伝わるか難しいのですが、雨水とゴミの
進入を防ぐために大変苦労された跡がありました。
理にかなった施工でとても勉強になります。